でべそ相談
子どものでべそは、泣いた時におへそが出っ張るもので、専門用語では臍ヘルニアと言います。
伝い歩きをする頃には自然に治ると言われて来ましたが、大きなものは皮膚がたるんでしまい、美容上の問題から形成手術が必要になることがあります。
大きなものは圧迫する治療が行われるようになっていますが、当院では、ヘルニアの大きさに合わせて丸く切ったスポンジと、点滴などを覆う被覆材で押さえる治療を行い、良好な成績を得ています。
お子様の臍ヘルニア(でべそ)の治療については、遠慮なくご相談にいらしてください。
臍ヘルニアの原因と症状
臍が完全にできあがるまでの期間に臍ヘルニアが発生します。 臍ヘルニアの原因として、お腹に強い圧などが加われば臍輪を超え、臍にでっぱりが起こります。はじめは小さなでっぱりですが、子どもがお腹に強く圧をかければかけるほど、でっぱりが大きくなります。4〜5cmにもなる場合があります。
臍ヘルニアをつまむと、飲み込んだミルクと空気などが混ざった内容を含む腸管がグジュグジュするのが感じられます。